『宇宙戦艦ヤマト』  松本零士 その1



宇宙戦艦ヤマト    松本零士 全1巻 初版1975年7月 サンデーコミックス


松本零士といえば、大衆的にやはり『宇宙戦艦ヤマト』でしょう


西暦2199年、地球を救うべく、沖田艦長・古代進・島大助・森雪・アナライザー達が
ガミラス艦隊と闘いながら、遥か彼方のイスカンダルへコスモクリーナーDを取りに行く
ささきいさおのテーマソングも大ヒットし、吹奏楽での定番となっているのは皆さんもご存知のハズ
とにかく、アニメも映画も音楽もヒットし、今に伝わる傑作であることは間違いない


しかしながら、『宇宙戦艦ヤマト』は、松本零士の純粋な作品ではない
先にSF作家の豊田有恒らとの企画で生まれた、アニメが先である


漫画では、キャプテンハーロックも出てくるし、今ではSF定番のワープ航法も論理的に説明されているし、まつげの長い切れ長の目も出てくるし、松本零士らしさが随所に顕れている
たまには、『宇宙戦艦ヤマト』を漫画で楽しんでみるのもいいんじゃない?


それにしても、4畳半と宇宙船、さるまたけとロン毛の細身の美女
この落差が松本零士かな