『3000年の春』 松本零士 全１巻 初版1977年12月 ｺﾞﾗｸｺﾐｯｸｽ ＳＦ短編集で、９話収録されている この巻は特に、空間モノが多い ４次元・空間のねじれ・タイムパラドックス・ブラックホールなど 沼の底に惑星があったり、マンホールの中に地底基地があったり、…

『バンブーブレード』 原作・土塚理弘 作画・五十嵐あぐり １０巻〜 初版2005年10月 ﾔﾝｸﾞｶﾞﾝｶﾞﾝｺﾐｯｸｽ ありそうであまりない、剣道漫画 子供が買ってきた本で、つい読んでしまった 簡単に言えば、可愛い女の子達が、剣道をやっている学園漫画 最初、変わった…

『ゼロの白鷹』 本宮ひろ志 全４巻 初版1976年7月 ｼﾞｬﾝﾌﾟｽｰﾊﾟｰｺﾐｯｸｽ 本宮ひろ志･･･ 良くも悪くも、漫画界の暴れん坊、大親分だ 手塚治虫に『暴力漫画』とコキおろされたとおり 喧嘩・暴力・セックスなど、作中にバリバリ出てくる かと思うと、アシ（アシスタ…

今話題の、ルーリン彗星（C/2007 N3）を観た 大気の状態が、霞であまりよくなかったが、お隣の長野日産さんがお休みのため余計な明かりが無く、ウチの会社の庭からでも結構見ることが出来た 観たと言っても、５等星より暗い感じ とても尾など確認できない だ…

『私の赤ちゃん』 弘兼憲史−弘兼憲史ＳＦ作品集− 全１巻 初版1982年5月 ｱｸｼｮﾝｺﾐｯｸｽ これもまた、面白い！ 同じくＳＦ系短編集が９話、収録されている 『私の赤ちゃん』『指定席』『空からＵ・Ｓ・Ｏ』『闇の声』『夢のコレクション』『いなかった恐竜』『白…

『私が愛した魔女』 弘兼憲史−弘兼憲史ＳＦ傑作選− 全１巻 初版1980年9月 ｱｸｼｮﾝｺﾐｯｸｽ ゲキ面白い！！！ 超面白い！ 面白すぎる！！ 何度書いても、いい足りない！ ショートショートのＳＦ短編集が、９話も収録されている 『私が愛した魔女』『シクラメンのか…

『さくらん』 安野モヨコ 全１巻 初版2003年11月 ｲﾌﾞﾆﾝｸﾞKCDX 男の極楽、女の地獄 ここは遊廓、江戸吉原 江戸時代（多分末期）頃の話と思うが、女郎屋を舞台にした作品 18歳未満には、まだ早い話です 今のソープやヘルスと違って、衛生面も、避妊もままなら…

『蛍の泣く島』 松本零士 全１巻 初版1977年10月 ﾊｰﾄﾞｺﾐｯｸｽ 相変わらず、細身の美人と、さえない男と、シマのサルマタが出てくる 1970頃の漫画 もう40年近くも経つ すべて、男が主人公 シモネタもオンパレードで出てくる 美人のお姉さんが、色情狂のごとく、…

『はるか１７』 山崎さやか 全１９巻 初版2004年2月 ﾓｰﾆﾝｸﾞKC 普段と逆に、最初テレビドラマで見て、こりゃスゴいと思って原作の漫画を買った 何がすごかったかって言うと･･･ 主人公のはるかはペチャパイ ところがビキニのグラビア撮影で、これじゃイカンと…

『ザ・スペース』 弘兼憲史 全２巻 初版1980年10月 奇想天外ｺﾐｯｸｽ ついに、弘兼憲史先生の登場です 大学の時に『人間交差点』にはまり、『島耕作シリーズ』にはまり、『加治隆介の議』にはまり、今『黄昏流星群』にはまり、日本文華社の『弘兼憲史傑作シリー…

『クロサギ』 黒丸 原案：夏原武 全２０巻 初版2004年5月 ﾔﾝｸﾞｻﾝﾃﾞｰｺﾐｯｸｽ 世に詐欺師、３種あり 人を騙して金銭を毟(むし)り取る白鷺（シロサギ）、異性を餌とし、心と体を弄ぶ赤鷺（アカサギ）、人を喰わずシロサギ、アカサギのみを喰らう史上最凶の詐欺師−…

『パニックワールド』 松本零士 全１巻 初版1975年11月 ｻﾝｺﾐｯｸｽ ＳＦと、美女と、さえない男と、４畳半と、シマのパンツ 松本零士の醍醐味が味わえる短編集です 東京のド真ん中に、原爆 美女にだまされた、哀れなピエロの男 最新鋭の、戦闘爆撃機 そして、知…

サンデードライバーの私は、一週間ぶりに愛車VIVIOを駆って道を走っていた すると、恐ろしいものの後ろに張り付いた 新米ステッカーの、枯葉マーク！ もとい、 『初心者ステッカーを貼った、 もみじマーク！！！』 ということは、少なくとも７５歳以上の、新…

『D・N・A²』〜何処かで失くしたあいつのアイツ〜 桂正和 全５巻 初版1993年12月 ｼﾞｬﾝﾌﾟｺﾐｯｸｽ 「美少女とヒーローをカラーで描かせたら右に出る者はいない」 桂正和を表現するのに、よく使われる言葉である しかし、彼にはもっとスゴイ表現がある 「桂君と言…

『宇宙戦艦ヤマト』 松本零士 全１巻 初版1975年7月 ｻﾝﾃﾞｰｺﾐｯｸｽ 松本零士といえば、大衆的にやはり『宇宙戦艦ヤマト』でしょう 西暦2199年、地球を救うべく、沖田艦長・古代進・島大助・森雪・アナライザー達が ガミラス艦隊と闘いながら、遥か彼方のイスカ…

『DEATH NOTE』 原作：大場つぐみ＋漫画：小畑健 全１３巻 初版2004年4月 ｼﾞｬﾝﾌﾟｺﾐｯｸｽ 『ヒカルの碁』とくれば、お次は決まったようなもの 『デスノート』 ゲキゲキ面白い！！！ 死神の落とした【死のノート】に、名前を書けば、その人は死ぬ 好きな時に、好…

『ヒカルの碁』 原作：ほったゆみ＋漫画：小畑 健 全２３巻+1巻 初版1999年5月 ｼﾞｬﾝﾌﾟｺﾐｯｸｽ つい古い作品ばかり紹介してしまうので、今後は新しいものと交互にレビューを書きます ってことで、『ヒカルの碁』 面白い！！ 碁なんか、五目並べくらいしか知らな…

『夢魔子』 藤子不二雄Ａ 全１巻 初版1990年6月 中公ｺﾐｯｸ･ｽｰﾘ 珍しく、女性が主人公である こちらも前出のヒゲ男同様、ホラー・ファンタジーのショートショートで構成されている 全部で１５話も収録されているが、夢魔子の話はこのうち５作だけ これを除いた…

『ヒゲ男』 藤子不二雄ホラー・ファンタジー劇場 藤子不二雄Ａ 全１巻 初版1978年8月 奇想天外ｺﾐｯｸｽ ヒゲ男と言うタイトルは、この中の話の一話だけであって、前編ヒゲにまつわる話ではない サブタイトル通り、オカルトチック・ホラーチック・ファンタジーの…

『タカモリが走る』F.F.ランドスペシャル 藤子不二雄Ａ 全２巻 初版1990年6月 中央公論社 簡単に言ってしまえば、犬と少年のふれあいを描いたほのぼの作品 犬を飼ったことのある人なら、わかる 犬の名前は【タカモリ】 子犬である なぜタカモリという名かと…

『少年時代』 藤子不二雄Ａ 全１巻 初版1989年8月 中央公論社 読んだことのない人は、この【少年時代】というタイトルからして 藤子不二雄２人の（あるいはどちらかの）少年時代の物語かと思うだろう しかし、これは全く違う（ある意味、間違いではないが） …

『喪黒福次郎の仕事』 藤子不二雄Ａ 全１巻 初版2000年1月 ﾋﾞﾝｺﾞ･ｺﾐｯｸｽ 喪黒福次郎･･･ どっかで聞いた名前 そう、あの喪黒福造の弟が喪黒福次郎なのです なんと、弟がいた！ なんと安易な！ それだけで笑える 喪黒福造は、どちらかというと陥れたりするが 弟…

『笑ゥせぇるすまん』 藤子不二雄Ａ 全３巻 初版1989年10月 中公ｺﾐｯｸ･ｽｰﾘ ドーン！ とやられたら、あなたはどう？ 喪黒福造の『ココロのスキマ･･･ お埋めします』のセリフは、あまりにも有名だ 奇怪としかいいようがない、あのいでたち、あの顔、あのセリフ …

『ＳＦシアター』 藤子不二雄ＳＦ短編傑作劇場 藤子不二雄 その５ 全１巻(ｼﾘｰｽﾞ？巻) 初版1987年11月 ｱｸｼｮﾝｺﾐｯｸｽ 1980年代初頭、今から30年近く前に書かれた、藤子不二雄の短編をまとめたのがこの本だ なんと１１話も収録されている 一つ目オバＱがたくさん…

『超兵器ガ壱號』 藤子不二雄ＳＦ傑作編 藤子不二雄 その４ 全１巻(ｼﾘｰｽﾞ？巻) 初版1982年5月 ｱｸｼｮﾝｺﾐｯｸｽ もう面白い！ と描くのはよそう 面白くないわけ、ないんだから 旧日本軍とアメリカ軍 勝ったのは？ この『ガ』は何の頭文字？ シリアスで哀しい展開、…

『創世日記』 藤子不二雄ＳＦ短編集 藤子不二雄 その３ 全１巻(ｼﾘｰｽﾞ2巻) 初版1980年6月 ｻﾝｺﾐｯｸｽ 何度でも言うが、面白い！ これを読まなかった人は、人生において一つソンをしたことになるだろう 天地創造システム!? 街が自殺!? 足が独立!? 輪廻転生の思想!…

『宇宙人』 藤子不二雄ＳＦ短編集 藤子不二雄 その２ 全１巻(ｼﾘｰｽﾞ2巻) 初版1979年1月 ｻﾝｺﾐｯｸｽ ★宇宙人 なんとストレートなタイトルだ これを藤子不二雄が描いちゃったものだから、後続の漫画家は誰一人このタイトルを付けられない しかし、何と言っても 面…

『まんが道』愛蔵版 藤子不二雄 その１ 全４巻 初版1986年10月 中央公論社 今の首相が誰か知らなくても、『ドラえもん』を知らない日本国民は、いないであろう。 何と表現していいのか とにかく、藤子不二雄大先生です この『まんが道』は、登場人物こそ名前…