『新元禄太平記』 秋本治 その２
『新元禄太平記』 秋本治
全１巻 初版1980年11月 ｼﾞｬﾝﾌﾟｽｰﾊﾟｰｺﾐｯｸｽ
秋本治 短編集第二弾
『新元禄太平記』『酷道4000キロ』『柴又戒厳令』の３作が収められている
時代劇あり、ＳＦギャグあり、こちらも面白い
しかしながらいつも思うのは、乗り物、特に車とか兵器とかの画が、非常に上手い
それも、レアもの
本人がそういったものが好きなのもあるが、好きな絵を自由にコマに載せることができ、それが不自然でなく、また逆にそれがギャグになったり、画も上手いが使い方もうまい
鳥山明なんかにも共通していると思う（彼はギャグではないが）
漫画と違い、現実の秋本治はいたって真面目な漫画家
締め切りを必ず守る、編集者には神さまのような漫画家
サラリーマンにたとえれば、３０数年間、コツコツと無遅刻無欠勤で勤めあげ、それなりに結果を出してきた優秀な人材、と言えよう
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