『家栽の人』 作:毛利甚八作・画:魚戸おさむ


家栽の人   作:毛利甚八作・画:魚戸おさむ
 全15巻らしい(所有はまだ3巻) 初版1988年12月 ビッグコミックス 小学館


法廷シリーズ 第二弾は『家裁の人』
いや、正確には字が違う
裁判の「裁」じゃなくて、栽培の「栽」
家栽の人
字をよ〜く見て


家庭裁判所の話なのに、必ず植物が出てくる
だから、タイトルはそれをもじったのだろう


画を見た時、誰かの画に似ていると思った
手塚治虫? ちょっと違う
石ノ森章太郎? う〜ん
思い出せない
ちなみに、私の大好きな星野之宣のアシもやってたらしい


植物が好きで、のんびりしたように見える裁判官
【桑田義雄】が主人公
裁判所には色々な事件が持ち込まれるが、それをさらりと解決していく
解決じゃなくて、判決か
しかし、その緩慢に見える動作・挙動に対し、
実はものすごく優秀な裁判官なのである
そして、毎回毎話、植物を愛す


作者は、よほど植物が好きなのだろう
時には無理やりにでも、話の中に植物を絡めている


しかし、漫画としては面白い
前にも書いたが、法律や裁判に詳しくなるし
私が言うまでもなく、裁判は人間の憎悪や本性がむき出しになる
格好のネタだからである


まだ3巻しかない
早く続きを集めよう
読んでソンはないマンガです