『スーパーヅガン』 片山まさゆき その1


スーパーヅガン   片山まさゆき その1
 全9巻 初版19XX年○月 近代麻雀コミックス 竹書房


麻雀好きで、漫画好きなら、この人の名を知らなければモグリ
麻雀漫画は一杯あるが、一番近親感があるのは、この人
数々の有名単語を開発したのも、この人


そう、【片山まさゆき】 その人なのである


づがん ハコテン 稲妻ヅモ! ムカフーン打法 タコ ちゃい トマト ちり〜ん


ワケがわからない人は読んでみてください、とは言えない
麻雀も知らなければ、読んでもわからない
麻雀知ってる人が読んで、初めてその面白さ、用語がわかるという
かなり高度な漫画本なのである(本気にしないで下さいね)


当時、世の大学生といえば、連夜の徹マンは当たり前
昼間ぐっすり寝て学校をサボり、夜になるとカップラーメンをすすり
目をランランと輝かせて、夜が明けるまで麻雀を打ち続けたものだ
一局に3回の役マンも珍しくない(数え役マン含む)
ある時は新宿で、ある時は渋谷で、またある時は八王子で、そして大体は溜まり場の下宿で
72時間マラソン麻雀なんてのもやったものだ
10局打ってチャラとか、酒呑んで騒いで大家に怒鳴り込まれたとか、議論してケンカになったりとか
まあ、今思えばくだらない事に、なんというエネルギーを注いでいたのだろう


いかん、懐かし話になってしまった
とにかく、麻雀を打ってた時には
「そろそろピンフ♪」(by中森明菜)とか
「クチビルヅモ!」とか
すべてこの【片山まさゆき】の影響
みなさんもやってなかった?


豊臣君、そして織田・明智・徳川のカモリ屋
片山まさゆきには、パロディキャラの設定のすごさには定評がある
明菜やケンジン、ババプロ
ぎゅわんぶらあ自己中心派』とごっちゃになるけど、持杉ドラ夫、律見江ミエ、クリスチーネ・M、タコ宮内、オクトパシーふみ、ゴッドハンド、ハルタン星人・・・
書ききれない


ちなみにあとがきには、いしかわじゅん柴門ふみオクトパシーふみ)・本人などが書いています


最近は、さっぱり麻雀をやっていない
4人揃わないと出来ないゲームだからだ
せめて漫画を読もう