『聖☆おにいさん』(セイントおにいさん) 中村光
『聖☆おにいさん』(セイントおにいさん) 中村光
4巻〜 初版2008年1月 モーニングKC 講談社
ありえない話だが
おにいさんの【イエス・キリスト】と
おにいさんの【仏陀】が主人公
いわば神である二人が、東京は立川のアパートに住んでいる
下界の休暇中だそうだ
町を歩けば、動物が寄ってくるわ
気を許せば、宙に浮いているわ
嬉しいと、光ってしまうわ
自販機で買えば当たりが止まらないわ
ついつい”奇跡”を起こしてしまうわ
時々、天国や極楽浄土へ帰省してしまうわ
天使や天人たちがまとわりつくわ
もう何とも言えん・・・
どちらかというとギャグ系だが、非常に上品な感じ
クスクスと笑う感じ
当たり前だけど、キリスト教や仏教のパロディがたくさん出てくるから
それぞれの宗教を知っていると、たまに大爆笑になる
多分、知らない人は笑えない箇所も多いかもしれない
恐らく、作者の【中村光】は、大いに両方の宗教を勉強しただろう
経典や聖書をそうとう読み込んだに違いない
または、お坊さんや牧師に友達がいるのかもしれない
この作品もまた、大変難しく、微妙なテーマで話を運んでいる
宗教は、あまりパロると、団体から抗議が来るし
第一、若い日本人そのものが宗教に無関心だ
せいぜい無宗教か、八百万(やおよろず)の神を信じている程度である
その中において、作品を面白く読ませ
これだけ上品にパロっているのには感心する
それぞれの信者が読んでも、決して嫌な気にはならないし
むしろ仏教・キリスト教を奨励するのではないか?
そんな気にさせられる
この本を読む前に、まずお寺や教会へ行ってみましょう
お経や聖書を読んでみましょう
それから読めば
大爆笑間違いなし!
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