『キャットウォーカー』 細野不二彦 その8


『キャットウォーカー』   細野不二彦 その8 
全1巻  初版2004年10月 ニチブンコミックス 日本文芸社


ペット専門の探偵の話
短編で、7話入っている


もともとキレ者の警察官だった【荻原朔太郎】
今はペット探し専門の探偵をやっている
沢田研二と青汁をこよなく愛し、フォルクスワーゲンのバスを愛車とし
一人で社長兼捜査員
でも人間嫌い(女は好き)


出てくるペットも、犬・ネコ・ワニ・カメ・猿
でも、探すだけでなく、いつもそこにドラマがある
誘拐・児童虐待・動物虐待・援助交際・ボケ老人・密輸出
動物をネタにしているが、内容はヒューマンドラマ
展開によっては長く続きそうに思えたのに
たった一巻で終わるとは、細野不二彦らしくない
きっと連載持ちすぎて、これ以上書くとキャパを越えてしまうのだろう


画は今やってる『ダブルフェイス』っぽい
終わり方はほのぼのもあるが、
青年誌お決まりのセックスも暴力もあり


まあ、これも細野不二彦
読んでみてください