『失楽園』 諸星大二郎 その10


『アダムの肋骨』   諸星大二郎 その10
 全1巻 初版1988年月 ジャンプスーパーエース 集英社


今まで紹介した諸星大二郎の本を全て読んでいれば、この本は読む必要が無い
初期作品をいいトコ取りした、復刻版である
クドいようだが、黒木瞳川島なお美のじゃないよ
渡辺淳一じゃなくて、諸星大二郎
こちらの方が、ざっと20年は不倫だから
もとい、古いんだから

  1. 失楽園
  2. アダムの肋骨
  3. 男たちの風景
  4. 貞操号の遭難
  5. 生物都市
  6. 詔命
  7. マンハッタンの黒船


このうち、『詔命』(しょうめい)は、アダムの肋骨では『礎』(いしずえ)が改題されたものである


最後に本人のあとがきが載っているが、この改題については言及していない
はたまたどうして・・・?


短編集としては、もちろん傑作揃いである
字も大きくて読みやすいし、奇想天外コミックスやジャンプコミックスと比べても、手に入れやすい


持っておいてソンはない本である