『示談交渉人M』 佐藤秀峰 その5



『示談交渉人M』   佐藤秀峰 その5 
全1巻  初版2003年5月 バンブーコミックス 竹書房


相変わらず、黒い、グロイ、エグイ、重い
いきなり拳銃で人の頭を吹き飛ばすところから始まるし


麻雀シーンが結構多い
ってか、話の決め手に麻雀が登場している
珍しいなと思ったら・・・


なんと、『近代麻雀』の連載だった
大体が竹書房だし


ということは、元々が麻雀漫画だったわけだ
読み終わるまで、気が付かなかった
佐藤秀峰は、麻雀漫画もやるんだ!?



最後のヤクザとのサシウマ大勝負
主人公【坂本次郎】と、ヤクザの若頭補佐【近藤政美】
4面待ちで、生き牌がたった2牌
結構見ごたえがある
麻雀漫画の王道は、いかに引きや待ち、手作りを造るかだが
よく考えられている


題材は、病院やスポーツでない、意外に思えるダーティな麻雀
しかし、本質はやっぱり佐藤秀峰
よんでガッカリすることはなく、安心して読める
でも、麻雀を少しはやってないと、
最後の大勝負のヒキの意味が分からないかもしれない


面白い!
麻雀やる人は特に読んでソンはないです